アートファニチャーギャラリーを始めたばかりの頃、まだ現在やっているような角をランダムに削り込む作風にたどり着いていなかった頃に音楽スタジオからご注文をいただいて作ったデスクが戻ってきました。
もともとは一段下がった天板にキーボードを、上の天板にはディスプレイ、下の棚にパソコン本体や音響機材をのせて使う事を想定して作ったものです。
beforeは
こちらのページに。
今回ご縁があってあるアーティストさんの工房で使ってもらえることになりました。
版画などをされている方なので天板には段差が無く平らにして欲しいとのご要望でした。
そこで上下の天板をつなげて広い一枚の天板にしました。
22年前とは言え自分で作ったものなので何をどうしたらよいか、ほとんど迷うこと無く作業できました。
2枚の天板の継ぎ目はほぼわからないくらいにつながりました。
音響機材は22年の間にまったく違うものに進化したのでは無いでしょうか?
家電製品や自動車などは大事に使ったとしても20年もつものは少ないと思います。
ちゃんと作った家具はこうして長い間生き続けることができます。