イタリア ポルデノーネの建具工房

ヴェネチアの北東約70kmにあるポルデノーネという町で見学させていただいた建具工房。
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かなり天井の高い工場にパネルソー、プレス機、横切り盤などが見えます。
合板類は日本の規格と違ってとても大きいサイズのものがありました。
ヨーロッパは建物の天井が高く、それにともなって建具も大きなものになります。
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自動送り付きのモルダー。
ドアフレームなどを作るにはかかせない機械です。
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スライドテーブル付きの縦切り盤でしょうか。
よく見ると刃の形状が日本のものと違います。
万が一の事故の際、大きな怪我にならないように工夫されているようです。

私がうかがったときは職人さんが2人で仕事をしていました。
それほど大きな規模の工場ではありませんが、機械は良く設備されています。
手道具はどんなものを使っているのかたずねたのですが、作業の効率を良くするためにほとんど使っていないとのことでした・・。
# by kotmk | 2005-11-04 12:38 | 海外レポート | Comments(0)

クッキー?ビスケット

作業台の上のオーブンレンジで焼きあがったのはクッキー・・ではなくラメロジョインター用のビスケット(ラメロチップ)です。

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これはブナ材の薄板をプレスして作ったもので、板と板を糊付けするときに、専用の機械(ラメログルーバー)で作った溝に差し込んで位置合わせをすると同時に糊の水分を吸ってチップが膨らむことによって丈夫に接着できるというすぐれものです。

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で、なんでオーブンレンジで焼くのかというと、ここの工房は裏が山で湿気が強く、ストックしておいたラメロチップが空気中の水分を吸って膨らんでしまったからです。

低温で10〜15分ほど焼くとちょうど食べごろです・・・。
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# by kotmk | 2005-10-25 22:12 | 工房 | Comments(0)

18引出のチェスト 納品完了

18引出のチェストを無事、納めて参りました。
まだ外部の工事が若干残っている新築のお客様宅にお届けにあがって、ぴたりと納まり、とても喜んでいただけました。

このチェスト、引出の箱はアリで組んでいて、天板の固定もアリザンを使って取り付けてあります。
物を乗せたり拭いたりする機会が多い天板は特に念入りにオイル仕上げをしました。
10回ほどオイルを塗り重ねるととてもきれいな光沢が出ます。
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W1000×D450×H1000 343,200円
# by kotmk | 2005-10-24 13:17 | チェスト・キャビネット類 | Comments(0)

帰国

本日ポルデノーネから帰ってきました。
写真は伊東豊雄氏がデザインした棚とベンチの座板。
ホルム社の工場を見学させてもらったときの様子です。
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5種類の色違いの木を積層して座繰りを掘り込み、スクレーパーで仕上げているところ。
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塗装の工程などでは多くの女性が働いていました。
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# by kotmk | 2005-10-17 20:54 | 海外レポート | Comments(0)

ポルデノーネ

先日、アートファニチャーギャラリーの家具を使っていただいている大磯の「ととや」さんの井村さんが工房に来てくれました。
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お土産に持ってきてくれたワインを良く見ると「ポルデノーネ」の地図が貼ってありました。
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ポルデノーネはヴェネチアから北東へ約70kmの町です。
九州の大川市と姉妹都市になっている「家具の町」です。

10月9日から17日まで家具工房の見学、研修をかねて行ってきます。
# by kotmk | 2005-10-08 07:32 | 海外レポート | Comments(0)

18引き出しのチェスト

ほぼ完成。
後は仕上げのオイルを塗り重ねて最後にワックスをかけます。
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引き出しはアリで組みました。
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# by kotmk | 2005-10-08 07:25 | チェスト・キャビネット類 | Comments(0)