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うんていNタイプ(旧ベース無しタイプ)の組み立て方

今回はじめてベースパーツのないタイプのうんていを作りました。
組み立て方のご案内をいたします。

まず柱パーツの底面にボルトを通して転倒防止用の張り出しをひっかけて取り付けます。
梱包してお届けの場合、転倒防止用の張り出しは2個をひと組にしてあります。
2個をまとめているボルトナットを添付の六角レンチで外してください。

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付属の六角レンチ2本を使ってボルトとナットを締めつけます。
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通常のベースパーツ付きのうんていに比べて組み立てるときにとても不安定になります。
柱パーツとハシゴパーツを最初はボルト2本を使って仮止めします。
この時ハシゴパーツの上下2か所あるボルト穴のうち下の方にボルトを通します。

この状態の時、ハシゴパーツと柱パーツが交差するところに手を挟まれないようにご注意ください。
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六角レンチで締めつけますが、この時点では外れない程度に軽く締めます。
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柱パーツが倒れないように注意しながらハシゴパーツの反対側を持ち上げてもう一方の柱パーツのボルト穴と位置を合わせ、ボルトを差し込んで仮止めします。
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柱パーツとハシゴパーツが直角になるように角度を調整して、ボルトの穴位置が合うところですべてのボルト穴にボルトを通してナットで仮固定します。
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ベースなしタイプではハシゴパーツと柱パーツを斜めにつなぐ補強材を取り付けます。
ボルトには長いものと短いものがあり、ハシゴパーツと補強材をつなぐところには長いボルトを使います。

梱包してお届けの場合、4個の補強材は2個ずつ束ねています。
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束ねるのに使っているボルトがこちらの長いボルトになります。
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補強材の突起が付いた方をハシゴパーツのボルト穴に合わせて長いほうのボルトで仮止めします。
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写真がブレていてすみません。
補強材のもう一方をハシゴ下部から2個目のボルト穴に合わせて普通のボルトで固定します。
すべて組みつけた時点で六角レンチ2本を使ってすべてのボルトをよく締めこみます。
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これで本体部分が完成です。
こちらのうんていには他にオプションが付きます。
それについては次回ご紹介します。

by kotmk | 2009-06-30 07:51 | うんてい・ブレキエーション | Comments(2)

楽器屋さんの家具

来月、つくばエクスプレス・守谷駅の駅前ビルにオープンする楽器店「ウィンズ・ユー」さんの家具を作っています。
ガラスケース付きのサイドテーブルです。
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バイオリンが入る大きさのガラスケースです。
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ガラス内部の床は紺の別珍張りです。
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裏板も無垢材で作っています。
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引き出しの側板はアリ組みです。
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こちらは15年ほど前に作った900mm×900mmのテーブルです。
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セカンドハンド品として在庫していましたが、今回、楽器屋さんで使っていただくために天板を削り直して引き出しを2ハイ取り付けました。
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実は最初から作るより、こうしたリフォームの方が難しいものです。
無垢材で作っているのでこんな加工も何とかすることができます。

他にも何点か作っていますが、工房が狭くて良い写真が撮れませんでした。
楽器屋さんがオープンしたら撮影に行ってきます。
by kotmk | 2009-06-13 10:14 | チェスト・キャビネット類 | Comments(0)

うんてい3台納品旅行

次男A鳥に手伝ってもらって高知県、徳島県、兵庫県のお客様にうんていを届けに行ってきました。
金曜日の夜に東京を出発して、休憩しながら走り続け、明け方に兵庫県の三木市のSAに到着。
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一軒目、高知県のお客様に納品した後、太平洋に出て室戸岬を望む。
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徳島県のお客様に納品して、鳴門の民宿で一泊、翌朝坂東のドイツ館を見学しました。
第一次世界大戦中にドイツ兵捕虜を収容していた「バラッケ(収容所)」があったそうで、捕虜たちはここでベートーベンの第9を日本初演したそうです。
塔の形状が少しライプチヒの聖トーマス教会に似ています。
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それから鳴門の渦潮を見学。
足もとに渦潮が見えて迫力ありました。
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兵庫のS様はすでにお持ちの既成の滑り台とうんていを組み合わせてお使いになるとのことでした。
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制作前に寸法を確認していたのでベースパーツの側板のあいだにちょうど納まりました。
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S様にお届けした後、東京を目指して帰路につきました。
往復1600km、かなりきつい旅でした・・・。
by kotmk | 2009-06-04 08:40 | うんてい・ブレキエーション | Comments(0)

家具マイスター クレメンス・ゲルステンベルガーさん帰国

4月半ばに日本に来て木工講座の講師をつとめてくれたクレメンスさんはおよそひと月の間日本に滞在して、5月半ばに帰国しました。
最後の日に少し東京を案内しました。

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赤坂山王神社の狛犬。
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実はこの狛犬、私の祖父、三木宗策が原型を作ったものです。
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なかなかシャープな顔つきをしています。
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神田の藪蕎麦でそばをたぐり、昼間から日本酒を。
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その後、浅草の光雲堂で彫刻刀を見て(途中、三社祭に遭遇)東京駅の成田エキスプレスに乗り込むところまで見送りました。

ところが・・・この日、エールフランスの飛行機が整備の遅れで結局出発せず、翌日の午後のルフトハンザに変更して帰国したそうです。
エールフランス・・・
by kotmk | 2009-06-04 08:23 | ドイツ木工留学 | Comments(0)

シュールバンク(ドイツの勉強机)の模型

4月に来日したライプチヒ在住の家具マイスター、クレメンス・ゲルステンベルガーさんが持参したシュールバンクの模型です。

樺材とウォルナットとウェンジを使ったケースです。
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クレメンスさんの工房名「The Way of Wood」の焼印。
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ウェンジ材で作った蓋をスライドして開けると・・・
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3分の1サイズで作ったシュールバンクの模型が。
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丁番や椅子の座と背の動きも本物そっくりに良く出来ています。
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後ろのこねこ椅子と比べてみてください。
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by kotmk | 2009-06-04 08:09 | 工房 | Comments(0)