カテゴリ:海外レポート( 17 )

帰国しました

8月1日に海外出張から戻ってまいりました。
今回はフランス、ドイツ、イギリスで研修をしてきました。

最初に行ったのはフランス、アルザス地方のKingersheimキンゲーサイムという町で、約一週間滞在しました。

町のカルチャーセンターホールTivalの控室にあったテーブル。

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それほど良いものでもなくて、雑に扱われていましたが、引き出しはアラレ組み、レールの溝は表板のピンが隠すようにできています。
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こちらでは古い建物に手を加えて近代的なホール付の文化施設にリデザイン・リイノベーションするようなケースがたくさん見かけられます。
この机のあったTivalもそうした建築のひとつでした。
by kotmk | 2006-08-03 00:37 | 海外レポート | Comments(0)

イタリア ポルデノーネ編 2

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マケランジェロに案内してもらって行ったポルデノーネのマドンナ・ペレグリーナ教会。
コルビジェのスタジオにいたこともあるマリオ・ボッタの設計によるレンガ積みのモダンな建築。

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円錐形の屋根にスリットが入っていて外光が入るようになっている。
古くて荘厳な教会建築ばかり見ていると、こうしたシンプルでモダンな建築のよさも見えてきます。
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マリオ・ボッタ
http://www.myswiss.jp/art/botta.htm
青山のワタリウム美術館も設計しています。
http://tenplusone.inax.co.jp/archive/tokyo2/tokyo2-026.html
by kotmk | 2005-12-12 23:05 | 海外レポート | Comments(0)

イタリア ポルデノーネ編

10月に訪れたイタリア、ポルデノーネでは製材工場も見学することができました。
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この工場はおもに建築用材料を加工しているところらしく、ほぼ100%針葉樹を扱っていました。
工場の一角でなにか加工作業をしていました。
だいたい機械を使って加工するのですが、最後は手作業で仕上げる様子。
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案内をしてくれたマケランジェロによれば伝統的な建築の屋根に使う部材だそうです。
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by kotmk | 2005-12-06 12:18 | 海外レポート | Comments(0)

スクレーパー

10月にイタリア、ポルデノーネのHorm社を訪れたとき、ちょうど職人が伊東豊雄氏のデザインによる「Ripples Bench」をスクレーパーで削っていました。
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彼が使っていたのがスクレーパーという道具ですが、欧米ではとてもポピュラーな道具でよく使われているのに日本の木工職人にはあまりなじみが無いように思われます。
いろいろな用途にあわせてサイズや形状の違うものがあります。
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要するに鋼の板切れなんですが、縁の部分をやはり鋼の棒などに押しつけてエッジがめくれあがったところを極微な刃物として利用して、木の表面をこそぐように削るのです。
エッジをうまく立てるための専用の道具もあります。
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ペーパーをかけるよりは切削量が多く、逆目もたちにくい。
削った形もダレにくいので便利です。

なぜ日本ではあまり使われないのでしょうか?
日本には洗練された鉋の文化があるのでスクレーパーのような「こそぎ落とす」作業が好まれなかったのかも知れません。

by kotmk | 2005-11-24 14:54 | 海外レポート | Comments(0)

イタリア ポルデノーネの建具工房

ヴェネチアの北東約70kmにあるポルデノーネという町で見学させていただいた建具工房。
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かなり天井の高い工場にパネルソー、プレス機、横切り盤などが見えます。
合板類は日本の規格と違ってとても大きいサイズのものがありました。
ヨーロッパは建物の天井が高く、それにともなって建具も大きなものになります。
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自動送り付きのモルダー。
ドアフレームなどを作るにはかかせない機械です。
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スライドテーブル付きの縦切り盤でしょうか。
よく見ると刃の形状が日本のものと違います。
万が一の事故の際、大きな怪我にならないように工夫されているようです。

私がうかがったときは職人さんが2人で仕事をしていました。
それほど大きな規模の工場ではありませんが、機械は良く設備されています。
手道具はどんなものを使っているのかたずねたのですが、作業の効率を良くするためにほとんど使っていないとのことでした・・。
by kotmk | 2005-11-04 12:38 | 海外レポート | Comments(0)

帰国

本日ポルデノーネから帰ってきました。
写真は伊東豊雄氏がデザインした棚とベンチの座板。
ホルム社の工場を見学させてもらったときの様子です。
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5種類の色違いの木を積層して座繰りを掘り込み、スクレーパーで仕上げているところ。
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塗装の工程などでは多くの女性が働いていました。
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by kotmk | 2005-10-17 20:54 | 海外レポート | Comments(0)

ポルデノーネ

先日、アートファニチャーギャラリーの家具を使っていただいている大磯の「ととや」さんの井村さんが工房に来てくれました。
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お土産に持ってきてくれたワインを良く見ると「ポルデノーネ」の地図が貼ってありました。
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ポルデノーネはヴェネチアから北東へ約70kmの町です。
九州の大川市と姉妹都市になっている「家具の町」です。

10月9日から17日まで家具工房の見学、研修をかねて行ってきます。
by kotmk | 2005-10-08 07:32 | 海外レポート | Comments(0)