川口の大黒柱

【川口の大黒柱】
JR川口駅の近くにあった商家が取り壊されることになり、オーナー様のご依頼をうけて家に使われていた大黒柱や梁、建具などを家具にリフォームすることになりました。

昭和初期に建てられたというこの建物は川口市の郷土史料に上棟式の時の写真が掲載されているほどの由緒ある建物でした。
写真にはお祖父様がモーニングを着て写っておられました。
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母屋は木造の日本家屋でしたが、外から見ると一部洋館のような作りだったそうです。
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欅(ケヤキ)の大黒柱です。
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およそ230mmの角材で長さは2600mmほどある立派なものです。
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大黒柱のかたわらには大きな神棚がありました。
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神棚が載っていた棚板は1800mm×600mm×厚さ45mmほどの欅の一枚板でした。
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梁も4m近くある大きなものでした。
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日を改めて解体中の現場におじゃまして材木を引き取ってくることになりましたが、解体作業の段取りに合わせてうかがうため、日程が選べません。
不運なことに台風20号が接近して関東地方が大荒れの天気に見舞われた10月27日(土)に引き取ってくることになりました。
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現場はすでに3分の2ほどが解体されていて、大黒柱や梁はだんだん激しさを増してくる雨の中、わきの駐車場に置かれていました。
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重機でむしり取られるように解体されているので割れたり痛んだりしているところもありました。
その場でおおよその使い方を判断して切断し、車に積んで工房に帰りました。
土砂降りの雨の中の作業で全身ずぶぬれ、泥まみれになって・・・風邪をひいてしまいました。
by kotmk | 2007-11-01 09:03 | 川口の大黒柱 | Comments(0)
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