変形天板のメンテナンス

1996年3月に作った変形テーブルがメンテナンスのために大阪から戻ってきました。
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2400mm×1200mm、厚さ35mmの天板を2分割して作った天板です。
二つのRを組み合わせて作ったラインで切断してあります。
少しずらすとまた違った雰囲気になります。
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17年間使っていただいて表面の塗膜は汚れて、キズやはぎ合わせ面の剥がれもありました。
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また、裏側の反り止めを留めていたコマは天板の反りに耐えきれず割れていました。
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スクレーパーで表面の汚れた塗膜を削り落としています。
この頃はウレタン塗料をやめてドイツ・AURO社の自然塗料に切り替えた頃。
メンテナンスも比較的楽です。(ウレタン塗料だったら削り落とすのも一苦労・・・)
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こちらに動画もあります。

隙間を薄く削った木で埋めます。
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浅い傷は水をつけてアイロンをあてると復元します。
深い傷はパテで埋めます。
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アトリエベルさんのクラフトオイル、樹脂ワックスで仕上げをしました。
きれいになりました。
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お客様のご長男は結納式を迎え、ご次男はこの春、家から旅立って行くそうです。
お子さんたちを見守ってきた御両親やまわりの方々、そんなご家族と一緒に17年間過ごしてきたテーブルとの再会でした。

長年家具を作っているとこんな喜びもあります。

追加:さっそくお客様から写真を送っていただきました。
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ありがとうございました。
by kotmk | 2013-03-18 14:44 | テーブル・机 | Comments(0)
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