ドイツ研修留学レポート(1)

今年の9月からライプチヒの家具マイスター、クレメンス・ゲルステンベルガーさんのもとで研修を受けるためにドイツに渡ったDさんからレポートが届きました。
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◎到着~のこぎり編◎

9月にドイツに来てから早くも1カ月が経ちました。
お恥ずかしながら初海外、そして英語が話せない私。英語圏ではないここドイツに来るまでの道のりだけで大変でした。
地下鉄の切符を買おうにもドイツ語が読めない!聞きたいけど英語が出てこない!
なんとかジェスチャーで親切な方々に助けてもらい無事ライプチヒに着くことが出来ました。
 
翌週から研修が始まり、先生であるクレメンスさんとの初対面の日がやってきました。
何が驚きかというと・・・・想像以上に日本語がお上手なこと。一応ドイツ語で自分の名前が言えるように覚えていったのですが、全く必要ありませんでした。
研修は全て日本語で教えていただけるのでここはドイツか?と錯覚しそうになるほどです(^^;)

研修内容ですが、まずは全て手作業で椅子を作るという課題です。(註:Fussbankという、ドイツで家具マイスターに弟子入りした見習い生が最初に作る作品です。)

第一工程は手のこで木取りをするというもの。
辛そうだけどそんなに時間はかからないだろうと思っていたのですが、ヨーロッパののこぎりは甘くなかったです・・・なんだか今まで使ったことのないような筋肉を大いに使い、最初の数日間は1日に30センチほどしか進みませんでした。
この写真で伝わりますでしょうか・・・・
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このヨーロッパ式のこぎりを上下にギコギコとひいていきます。
日本ののこぎりは引く時に力を入れますが、こちらのものは逆で押す時に力を入れて引いていきます。

このままじゃ終わりが見えないと思っていたところ、手のこの刃の砥ぎ方を教わったのですが、これがすごい!!綺麗に研いだ刃だと切れること切れること。(註:のこ刃の研ぎのことを「目立て」といいます。日本ではここまで教えてくれる教室・講座はなかなか無いと思います。)
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1日30センチだったペースが3倍も4倍も早く切れるようになりました。
やっぱり道具の使い方、メンテナンスまでもしっかり知っておくことが大事なんですね(^^)

クレメンスさんに今までの研修生の方たちは大体どれくらいで椅子を完成させていましたか?と聞いてみたところ、「大体は1カ月くらいかな。でも1番早かった人で2週間で完成させた人も居ましたよ。」とおっしゃっていたのですが・・・・
私はこの木取りの作業だけで2週間が経ちました。うん・・・マイペースに頑張ります。
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今は鉋の作業に入っているのですが、その様子やドイツでの生活の様子はまた後日書きたいと思います。

それでは!

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Dさん、レポートありがとうございました。
ドイツの冬は寒くなりますが、健康に気をつけて頑張ってください!

「教室・講座」のカテゴリー内に以前、クレメンスさんを日本に招いておこなった木工講座のレポートがあります。

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【追加情報】
現地のドイツ語学校について教えてもらいました。

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こちらは朝や、夕方になるとやはり冷え込みます。

語学学校ですが、私はSさん(註:昨年10月から研修に参加している先輩の女性です)が通っていたvolkshochschule私が申し込んだクラスはビギナーコースで私の場合11月20日から2月5日までの約3ヶ月で、1週間に火曜日と木曜日の2回研修終わりの17:30~20:45の授業に申し込みました。全20回の80時間で€134と値段はかなり安いです。

しかし、運よく私はドイツ語が話せるルームメイトが一緒に着いてきてくれてドイツ語で事務の人と話し、私に英語で通訳してくれましたが、ろくに英語も話せない私が一人で行っていたとしたら確実に無理だったと思います。。。
実際にルームメイトもここはドイツだからドイツ語で話してくださいと事務の人に言われていました(^^;)ドイツ語のビギナーコースなのにドイツ語で申し込み・・・一体どうやって他の生徒さん達は申し込みをしているのかは謎のままです・・・
by kotmk | 2012-10-26 21:14 | ドイツ木工留学 | Comments(0)
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