クマ顔椅子 大小

5年ごしで続けている、「川口の大黒柱」シリーズの新作です。
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昭和初期に立てられたJR川口駅近くの商家が2007年に取り壊されることになり、ケヤキの大黒柱や巨大な梁、建具などを使って家具を作り、建物の記憶をとどめようというプロジェクトです。

今回、商家の跡地に竣工したマンションの一角に「日本万華鏡博物館」がリニューアルオープンすることになり、博物館のマスコットキャラクターを背板にした「クマ顔椅子」を作らせていただきました。

今回材料に使った梁です。
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建物に使われていたときのホゾがついていました。
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分厚い杉の梁は切ってみると中はまだヤニっぽくて「生きてる」ようでした。
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他に神棚の棚板に使われていたケヤキ板を小さい方のクマ顔椅子に使いました。
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マスコットのロゴマークを拡大してプリントアウトした物をケヤキ板に貼り付けます。
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輪郭に合わせてジグソーで切ります。(これは大きい椅子に使った杉の梁です)
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マスコットのロゴマークはティディーベアのアップリケ。
縫い目を焼きゴテで焼いて表現します。
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「こねこ椅子」サイズの「子グマ椅子」。
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大人が座れるサイズの「大クマ椅子」。座面高は450mm。やや高めです。
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梁の表面の古びた雰囲気はそのまま残して仕上げました。
足も同じ材料で作ったのですが、新しく切り出した部分は新品と全くかわらないきれいな風合いになりました。
何十年も経っているのに内部は「生きている」ように思えました。
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神棚に使われていたケヤキ板も、時の積み重ねとともにできた小さな傷をそのまま残して仕上げました。
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2012年9月にリニューアルオープンする「日本万華鏡博物館」に会いに来てください。
by kotmk | 2012-08-19 16:13 | 川口の大黒柱 | Comments(0)
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