ヴェネチアの北東約70kmにあるポルデノーネという町で見学させていただいた建具工房。
かなり天井の高い工場にパネルソー、プレス機、横切り盤などが見えます。
合板類は日本の規格と違ってとても大きいサイズのものがありました。
ヨーロッパは建物の天井が高く、それにともなって建具も大きなものになります。
自動送り付きのモルダー。
ドアフレームなどを作るにはかかせない機械です。
スライドテーブル付きの縦切り盤でしょうか。
よく見ると刃の形状が日本のものと違います。
万が一の事故の際、大きな怪我にならないように工夫されているようです。
私がうかがったときは職人さんが2人で仕事をしていました。
それほど大きな規模の工場ではありませんが、機械は良く設備されています。
手道具はどんなものを使っているのかたずねたのですが、作業の効率を良くするためにほとんど使っていないとのことでした・・。