【教室・講座】
ドイツ人家具マイスターのクレメンス・ゲルステンベルガーさんを講師に招いたドイツ式木工講座の第4弾を2010年5月29日(土)、30日(日)の二日間開催しました。
これまでの3回はアートファニチャーギャラリーの工房を使って少人数で行っていましたが、今回はより多くの方に参加、体験してもらえるように
せたがやものつくり学校に会場を移して開講しました。
まず製図の仕方を教わります。
伝統的な図柄ですが、実際の寸法はマイスターがかなり臨機応変にサイズを変更していました。
見本を見ながらなら何とか製図できますが、やってみると結構複雑で難しいものです。
次に突き板をカッターで切っていきます。
良く切れる刃物で軽く、何度かに分けて切ります。
今回使用したツキ板です。
左からウォルナット、チェリー、白樺、ニレ、リンゴ。
お昼ご飯はIIDの「ゆっくりとカフェ」特製ランチボックス(800円お茶付き) タコライスバージョン。
ツキ板が切れたら特殊なテープで仮止めします。
このテープは片面に糊がついていて、切手のように水で濡らして貼りつける事ができます。
留め(45度)の部分は重ねて貼り付けてからカッターでいっぺんに切り落とします。
何人か仮止めができたら重ねて糊付けします。
板にはさんでクランプをかけてプレスします。
講座の一日目はここまで。
続きは二日目に。